ギャグ王レビュー 1998年3月号

彼方君の「推理のツボ」

今月は一挙２話、と言うことでここのコーナーも拡大版でお送りします。

まずは最初の彼方のほうです。チョコを神棚に飾っておく岩田君も岩田君だと思いますが‥‥‥（汗）まあともかく、今回の推理のツボは「靴」です。なんか先月と展開が似ているような気がしますが‥‥‥急いで来た野次馬たちには靴をしっかり履いている暇などなかったはずです。なのに一人だけ、かなりごっつい靴をしっかり履いている人がいますね。ややこしそうな紐もしっかり結んでいて。つまり、Ｂの中村さんが犯人というわけです。

で、つぎの「ときめき推理ノート」。バイオリズムの紙一つで犯人が分かるのか？ポイントは３本の線の「周期」にあるみたいです。
体力、感情、精神力の３つの波が違う周期で進んで行き、その当日の2/14で３本とも０の線で交わっています。「違う周期の波が３本とも０の線で交わる」時というのは要するに、３つの周期日数に共通する倍数、いわゆる「公倍数」になる時が、３本とも一点で交わるときです。23と28と33の公倍数、つまり、

これを365（厳密に言うと閏年もあるんだけど）で割ると、年齢が出ます。

容疑者の中で58歳に見えるような人は一人しかいません。つまり、Ａの石坂さんです。

はぁ～～、しんどかった。根っからの文系男で数学アレルギーの私にこーいう問題はキツいです（汗）そもそも公倍数なんて言葉すら、忘れかけていたんですから‥‥‥。

※これは私の独断による推理なので、合っているかどうかは保証しません。この解答のままハガキを送って間違えていたとしても、私は責任をとりませんので（笑）。

４コマセレクション結果発表

先々月に行われた４コマセレクションの結果、前島聖美先生の「盗賊スタット」が来月から連載されることに決定しました。なかなかレベルの高かったセレクションだけに、期待もできると思いますです。

ギャグ王名作劇場

新コーナーです。ここでは惜しくも連載終了となった、ギャグ王の数々の「名作」を紹介していこうと思います。

記念すべき第１回は「幻想大陸」。言わずと知れた夜麻先生の３部作（？）のひとつです。十六夜、カイ、ジェンド。「刻の大地」でもおなじみの３人にツァルを加えたメンバーが、それぞれの目的のために旅を続ける‥‥‥。刻の大地よりももっと後の時期の設定らしく、ジェンドが妙におとなしいです（カイに岩投げはするものの）。ストーリー的な部分がほとんどないので、全体的にはコミカル、ほのぼのとしています。女装したり、ピンクのエプロンを着たジェンドを見られるのはこのマンガだけ！（爆）でも時にはシリアスな場面も。特にラストは感動です。

ギャグフェス 上位者ランキング