2002年７月

■2002.7.24(wed)

▽“グルグル族”を取り締まり　姫路駅前【NEWS】〔神戸新聞〕
「トカゲのしっぽっ！」
「うぬぅ、こしゃくな」
「ふっ、その程度のグルグルで我ら兵庫県警を倒そうなどとは、笑止！」
「長い声のネコっ！」
「なにぃ！？」
「オァ～～～～～～～～～～」
「うおぉぉぉぉ、力が抜ける……」
「に、逃がすな……追えー！」

　なんつうか、ずいぶん愉快なことが日本で起きているんですねぇ。

■2002.7.13(sat)

▽(　´ⅴ｀)ノ＜エセリーのワールドカップ独り言♪／Part2／Part3(現スレ)【WC】〔2ch〕
▽演説ぶっこいたカーン様に冷めた人の数→／Part2／Part3(現スレ)【WC】〔2ch〕
▽【感】チョットいい話【涙】【WC】〔2ch〕
▽ピーコジャパンの可能性を探る【WC】〔2ch〕
　１ヶ月間お世話になったＷＣ板から良スレを４連発。真面目に楽しく語り合うスレがあり、2chならではの展開もあり、ホロリと感動できたと思えば高度なネタスレで大爆笑と、まとめて読んだら忙しいのなんの。
　とりあえず「いい話」スレにあるトマソンの逸話は必読。なんかもう、清々しいぐらいにいい奴ですねぇ……。

■2002.7.9(tue)

▽定着するッポイ？　若者言葉、古い方言や地方生まれ【NEWS】〔朝日〕
　まずはお約束。
　

　まァ、若者言葉が昔の方言に起因するってのはわりと前から言われてたことだから、そんなに驚くべき発見というものでもないんですけど。そもそも言語学で斬新な発見をする事自体が非常に難しいわけで。2ch用語なんかも意識レベルではけっこう昔ながらの日本人の発想というか、考え方が見え隠れしてるモノだなと卒論のとき思ったんですが。
　そーいや、卒論の内容を紹介すると言ったきり、ちっとも書いてなかったな。まァ、おいおいに。なかなかまとめるのが面倒だったりするので……。

　ピュアウェブの掲示板が、なんだか香ばしいことになってます。元はといえば管理側のサポートが問題なのだろうけど、ユーザサイドにしても、そーゆうコトは了解した上で使っているもんだと思ってたんですけどねぇ……。

■2002.7.2(tue)

▽切込隊長的遊戯批評『ヴァルキリープロファイル』【WATCH】〔電波2ch〕
　このゲームに関する批評は数多く見てきましたけど、これほど的を射た、というよりそのものズバリな批評は初めてです。いやはや、さすがは隊長。胸のつかえが取れた気分です。

＞　地上界に散らばる神々の品物とかいうのを全部ガメてみたところ、しばらくすると
＞初心者解説をしてくれていた味方のはずの「緑のおばさん」がせっかく強化した弓引きもろとも
＞わたくしたちを皆殺しにゲームオーバーとなった。曰く神の物をガメたので、神が怒ってるんだそうな。
＞神って現金だなあ、おい。ちょっとぐらい武器持ってったぐらいでガタガタ言うなよ、
＞どうせ敵に奪われてたんだろ。

　特にこのへん。

■2002.7.1(mon)

　カフーが誇らしげに、高々とワールドカップを掲げる。
　カーンは立ち尽くし、ピッチの外からそれを眺める。
　そこには「勝者」と「敗者」を隔てる一線が、厳然と引かれていた。
　すべてやり終えた。けれど成し遂げられなかった。
　黄金の栄光を逃してしまった右手は、傷の痛みで痺れるように疼く。
　耐えなければならない。
　積み上げてきたものは、自らの一瞬の油断で崩れてしまった。
　けれど、きっと、またやり直せる。
　やり直してみせる。
　視線は、黄金色の地球を越えて、雨の落ちる漆黒の空に向けられていた。

　ＷＣが終わりました。
　わたしにとってもこの一ヶ月は、なんだかとっても特別な、フシギな一ヶ月でした。
　「にわか」には違いないんでしょうけどね。代表の試合はほぼ欠かさず観て、グランパスもＴＶでやってたら観るし、ごくたまには直接スタジアムに足を運ぶこともありました。それでも、海外に目が向くことは無かった。
　それが、毎日毎日サッカーの日々。しかも世界の超一流の試合ばかり。「ハレ」と「ケ」ということから言えば、一ヶ月まるまる「ハレ」だったということで。
　まァ、にわかはにわかなりに見るべきところがありました。どちらかというとプレーそのものよりも、選手個人を見ていたような気がします。
　わたしのスポーツの見方は、大体そうなんですけどね。
　いろんな「表情」がありました。開幕のセネガル戦で不安そうに、もどかしそうにピッチを見つめるジダン。ロスタイムにカーンから起死回生の同点ゴールを奪ったロビー・キーン。フランス戦で必死の形相でピッチを走り回ったレコバ。イルハンの点を決めた後の無邪気な笑顔。１次リーグで敗退したバティやフィーゴは最後の表情ばかりが印象に残った。そして決勝でのカーンのあの表情。尽きることのない喪失感を、彼はあの表情ひとつで壮絶なまでに表現していた。
　スポーツを通して人間を見る。それはどっちかというとミーハー的な見方ではあるのだろうけど、わたしはずっとそういう楽しみかたをしてきたわけで。スポーツ観戦は好きじゃないっていうひとも、一度そーゆう視点に立って見れば、もしかしたら面白くなるかもしれませんな。

　つうわけで、これにてＷＣモード終了～と。

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