■2002.8.31(sat)
 今日は「予定」の話題をふたつ。

「スターオーシャン」最新作の発売日・価格が決定【NEWS】〔GAMESPOT/JAPAN〕
 11/28で価格7,800円だそうで。まァなんにせよ、今年中には出そうですな。


『うめぼしの謎』完全版は大都社から?【WATCH】〔うめじゅく〕
 三笠山センセ曰く「エニックスが原稿返してくれないから出せない」そうな。はてさて。なにやら急展開。
■2002.8.28(wed)
 ぼちぼちSO3にも動きがありそうな気配(気配だけかもしれないけど)なので、最近のRPGに関していろいろと。
 とりあえずここ2年ぐらいの間にTOE、WA3、幻水3と、SOと同世代のシリーズものが出ましたけど、いまいちインパクトに欠けたというのが正直なとこです。どれも及第点はクリアしてるのだけど、前作あるいは前々作以上の魅力はないというか。まァ、前の作品と比べて云々ってのはシリーズものの宿命なんですけどね。シリーズを通して常にクオリティの高いものを求められるというのはなかなかに厳しい。ただし、それをやってのけたのがDQでありFFであったわけで。
 SOを含め上に挙げた4作品ってのは、「ポストDQ・FF」世代といってもいいんじゃないかと思ってます。DQはVIが出たばかりで、FFはVIIが出ようとしている時期。ちょうど両作品ともシリーズとしてのピークを過ぎて、そろそろ陰りが見えてきたんじゃないかというその時期に、この4作品は立て続けに生まれているわけで。まァ他にもこの時期の前後に誕生したRPGはありますけど、コンセプトからしても知名度の面からも、ポストDQ・FFとはちょっと言いにくい。真っ向からDQやFFに対抗できる魅力を備えているのは、やっぱりこの4作品なんじゃないかと思います。
 で、DQにしてもFFにしても、大きくステップアップしたのがIII〜IVあたりで、ある意味、この「IIIの壁」を乗り越えたものがDQ・FFへの挑戦権を獲得するのだと、個人的にそう考えて注目してたわけです。そして、現在までに4つのうち3作品が「III」を出しましたけど、結果は……見ての通りです。
 いや、それぞれに独自の味は出してはいたんですけどね。TOEはなんだか初めからメディアミックスを念頭に置いていたのか、ゲームそのものよりも周囲の何やかやのほうが目立っていたような感があります。まァ、実際にそれでいろいろ売れてるわけだし、それもひとつの形なのだから別に構わないのだけど。WAはマイナーっぽい雰囲気の1から、いきなり2でメジャー路線に転換したものだから少なからず期待したのだけど、3でまたマイナー路線に戻ってしまった。個人的にはこういう雰囲気は好きなんですが、やっぱり人によってどうしても好き嫌いが分かれてしまうかなァ。そして幻水3。前にも書いたけど、最後まで中途半端な印象は拭い去ることができませんでした。もうちっと作り込む余地は充分にあったんじゃないかと思えて仕方ないんですが。話の流れとしては面白かっただけに、どうにも勿体ない。
 まァ総括すると、どれも壁を乗り越えたというより、壁を避けて別の方向へ行ってしまったという感じですな。そもそも、昔と違って最近はこの「壁」がえらい高くなってしまった(技術的な面ももちろんあるけど、なによりユーザのRPGに対する目が肥えてしまった)ので、避けて通りたくなる気持ちはわからんでもないですけどね。
 そんなわけで、SOはポストDQ・FFの最後の砦であるとわたしは勝手に位置づけてたりします。DQもFFもいい加減にいいお歳なので、そろそろ世代交代すべきなんじゃないかとは思ってるんですがねぇ……。現世代の存在があまりにもでかすぎると次の世代がなかなか育っていかないのは、どの世界でも共通ですか。いつまで経っても宮崎駿に頼りっぱなしのジブリ状態にはなってほしくないのだけど。『猫の恩返し』ってどれだけ人入ったんでしょうかねぇ。


信奉宗教は「ジェダイの騎士」と7万余人 豪州国勢調査【NEWS】〔CNN.co.jp〕
 さすがは世界最強のスイマーを生み出した国。そうか、彼の強靱な肉体はジェダイの修業の賜物だったのかッ。
 まァそれはさておき、このノリはなんだか某所の「祭り」に通ずるものがありますな。どこの国でもあるんですねぇ……2ちゃんねらーも負けてられないゾ。
■2002.8.17(sat)
 遅ればせながらUSJ行ってきたので、そのご報告をば。
 
 最近なにかとゴタゴタ続きのテーマパークだけに人も減っているんじゃないかと目論んだのですが、とんでもなかった。相も変わらず日本人は休みになるとこういう場所に集うものなんですな。
 ……まァ、一部の大勢の連中は樹液に群がるカブトムシの如く、帝都の某イベントに集まっていたのだと思いますが。なんとなく、「テーマパークに集う人間」と「某イベントに集う人間」との間には、決して越えることのない壁が立ちはだかっているような気がします。まァなんというか、夏は暑いですね。
 んで、チケット売り場のところでこんな貼り紙が。
 
 あと、パーク内の各所にあったウォータークーラーも大半が「使用禁止」。その代わりに従業員が、マラソンの給水所よろしくミネラルウォーターを紙コップに注いでサービスしておりました。さらにハリウッドマジック中止のお詫びとして、午後5時以降はどの店でもソフトドリンクが無料。おかげでわたしゃ、水分取りすぎでえらいトイレが近くなってしまいましたがな。自業自得か。
 アトラクションは絶叫系の乗り物よりも、仕掛けでびっくりさせるものがほとんどでした。ショー系はどれも吉本風味が混じっていて、常に笑かしにかかろうとしているのがさすが大阪といったトコでしょうか。


 あー、ひろ×隊長関連のことはもう少しお待ちを。該当スレをゆっくり読む時間すらないもので。
■2002.8.10(sat)
 なにやらここ数日、2ch中枢部に関する話題が立て続けに起きているようで。

ひろゆきvs切込隊長ボクシング試合企画(@w荒その2その3【2ch】
猫虐待で検察を動かした“2ちゃんねる世論”の恐ろしさ【NEWS】〔ASCII24〕
 概略やまとめなどはBWP2研を参照のこと。
 このへんに関しては色々と思うところがあるんですが、先週あたりから妙に身の回りが慌ただしくてネットを見回る時間もかなり制限せざるを得ない状況だったりするので、とりあえずソースだけ張っておきます。時間が取れたら、明日あたりにゆっくりと。
■2002.8.5(mon)
 「ワールドカップの夢」という夢が夢のまま終わってしまった、豊田スタジアムに行ってきました。
 
 ドームに慣れてしまうと、こういった蒸し暑い中での観戦というのが妙に懐かしく思えてしまうもので。
 でもやっぱりドームがいいや。


ボーイズ系サーチエンジン「BOYS DIVISION」【WATCH】
 Boys*love Paradiseのほうは以前から知ってたけど、こちらは少年限定らしいです。けどあんまし棲み分けができてないような気がするなァ。ちなみに登録サイトはまだそれほど多くないみたいで。


 幻水3は無事終了したんですが、あまり感想という感想は……ないですな。
 今回はいろんな人間からの視点で話の流れを見ていくという主旨だったわけで、それ自体は――新鮮味はなかったにせよ――わりと面白かった。ただ、その多視点のせいで、このゲームの醍醐味ともいえる「仲間集め」の意義までも分散されてしまったように思えます。1や2みたく「主人公の名の許に集いし108星」という図式ではないために、どうも最後まで外伝的な感覚を拭い去ることができなかったわけで。
 まァ、ずっと同じような主旨だと作る側もやる側もマンネリ化してしまうから、別のシステムを構築したのだろうけど。ただ、今回は話の流れとして、108星を用いる意味があったのかというと……。
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