■2004.11.30(tue)
 今月はえらい更新したなァ。どうしたんだ>自分


小説SOを同人誌にしてみ隊【WATCH】〔Evolution R
 すんません、自分のサイトの話です。SO2nd発売直後に、Shiraさんとの共同企画として始めた『小説SO2nd』。クロード編、レナ編双方から完全ノベライズをやろうという、かなり向こう見ずな企画だったわけですが、なんだかんだで2000年の12月に無事、完結を迎えたわけです。
 で、この膨大な文章をどうにか本という形でまとめられないかと約2名にそそのかされて思いまして、具体的に検証を始めたわけです。なかなかハードルは高そうですけど……。
■2004.11.29(mon)
秋葉原を綺麗にしたい!!【WATCH】〔探偵ファイル
 右側の男の子に惚れた。にしても、DQVIIIの発売日に開催とはタイミング悪すぎですな。
■2004.11.28(sun)
 というわけで、取り急ぎDQVIIIの所感をば。いや、いろいろ立て込んでいまして。

 BLOGのほうにも書きましたが、開始30分で酔いました。うれし恥ずかし初めての3D酔い。こういう系統のRPGは何度もやって慣れているはずなのに、どうしたんだろう>自分 家の中の探索が危険ですな。視点が近くなるので。
 ストーリーの流れは相変わらず堀井さんらしい感じですが、グラフィックはいわゆる「DQ的な」ものからは完全に脱却しています。それが良いか悪いかは各々の判断でしょうけど、わたしは好意的に受け止めています。
 戦闘などの各種システムは至ってシンプル。まァDQだし。ただ、他のRPGであるような複雑なシステムに慣れている身には、やや物足りなさも感じます。誰でも楽しめるゲーム、という意味ではいいのだろうけど。なまじグラフィックを今風にしてしまったが為に、他のRPGに比べてシステムの貧弱さが際立ってしまったという、一種のジレンマが生じているような気がしますな。けど、だからといってシステムを複雑にしちゃったら、DQじゃなくなるし。
 もうこうなったら、いっそのこと「DQらしさ」とかそういうのを全部捨てて、完全にイメージの違うゲームにしちゃったほうがいいのかもしれませんな。いい加減、18年前のシステムをベースにし続けるのは限界のような気もします。
■2004.11.24(wed)
「日本語力」低下 4年制私大、国立さえ… 「留学生以下」【NEWS】〔産経(goo)〕
 なんで言葉の意味が判らないのかというと、要するに使わないからでしょうな。「憂える」なんて日常のやりとりで使うはずもない。まァ「露骨」ぐらいは使ってほしいですが。
 こういった単語が出てくるのは論文だったり評論だったり堅めの小説だったりするわけで、畢竟そういった文章を読む機会が減っているのが大きな要因でしょう。携帯やネットでは普通に活字のやりとりをしているわけだから、文章を読む量が減っているわけではない。むしろ量ではなく、質の問題なんですな。そのへんについては隊長が面白い考察をしています。「ネット上のブンガクについて」の項を参照のこと。
 で、どうしたら国語力を伸ばすことができるかというと、それはもう、ちゃんとした文章に接する機会をできるだけ増やすしかないでしょう。読むだけじゃなくて、どんどん書かせる。その場合は日記じゃなくて、なるべく「創作」であったほうがいい。
 ヒトの頭の中には、各々が扱うことのできる語彙領域が存在します。日記やメールでやりとりする際には、その領域内で言葉をチョイスして文章を形成していきます。けど、それだとちっとも領域は広がらない。広げるためには、自分の持っている語彙から外れた部分に接する必要があります。頭でイメージはできているけど、言葉で表現できない。いい言葉はないかと辞書で調べてみる、他の文章を参照する、一晩ひたすら悩み通す……。そうした過程を経て、ヒトは少しずつ語彙領域を広げていくわけです。
 けれども、そういったものとは別に、言葉を取り巻く時代の変遷というのも念頭に置かないといけないんでしょうな。わたしにしても正直、三島由紀夫の作品は難解すぎて、ほとんど読み切れていません。もし、これが文学なんだ、これが読めなけりゃ文章なんざ書くなと言われたりしたら、間違いなく国語嫌いになります。それぞれの時代によっても語彙は変わっていくものなので、そのへんの見極めも肝要になっていくかと思います。

   ・今日の宿題
1.「畢竟」「語彙」の意味を辞書で調べましょう。
2.次の例文の間違いを指摘しましょう。
  「君は語彙数が足りないな」
■2004.11.23(tue)
 「今のところBLOGに利便性を感じていない」などと公言していたわたしですが、この度BLOGを開設いたしました。右のメニューから行けるので、気が向いたらどうぞ。
 果たして本家(このサイト)との棲み分けがちゃんとできるのか、いささか不安ではありますが、まァ当面は更新を続けて、様子を見ていきたいと思います。無理ならさっさと閉じます。BLOGのほうを。
■2004.11.22(mon)
 久々にデスクトップのPCでこのサイトを覗いてみたら、あまりの色の違いにびっくし。やっぱりちゃんとしたモニタでも確認しておかないと、あきまへんな。


中国で村上春樹が爆発的人気、経済成長が背景【NEWS】〔読売〕
 韓国、ロシアの次は中国ですか。春樹さんの文体はもともとアメリカ文学がベースにあるので、翻訳もしやすいんでしょうな。

 ところで、『海辺のカフカ』の文庫化はまだでしょうか。心待ちにしてます(=ハードカバーは買いたくない)


 今さらって感じですが、MSNメッセ始めました。適当に「むささび」とか「mizuki_ren」とかで検索してください。
■2004.11.20(sat)
「FF12」発売は来年度 スクウェア・エニックス方針【NEWS】〔朝日〕
 思わず「スクウェア・エニックス方式」と読んでしまいましたが、「方針」なんですな。しかし、発売延期も仕様といわれたDQが予定通り発売されて、大量生産主義のFFが延期になるとは。合併したら役割まで入れ替わってしまったんでしょうか。


 右フレームの本をちょっと紹介。
 名古屋のローカル番組『ノブナガ』にて始まった企画「地名しりとり」。出会った人とその場所の地名でしりとりをして、言われた地名の場所に行き、またしりとりをする。愛知・岐阜・三重に辿り着けばゴールなんですが、三重の地名がなかなか出なくて、結局3年半もかかってしまいました。本州最南端(和歌山県潮岬)に行ったと思ったら、そこから日本最北端(宗谷岬)に飛ばされ、さらにそこから九州の離島に飛ばされたりと、理不尽な移動の連続で、この企画に挑むワッキー(「ペナルティ」の片割れ)をさんざん悩ませました。しかも飛行機を使ってはいけないという決まりなので、電車やバスや船を乗り継いでの移動は20時間を超えることも。
 しかし、そんなバカらしくも壮大な旅と、素朴な人柄で地元のひとたちとふれ合うワッキーの姿に共感を覚えるものも少なくなく、『ノブナガ』は深夜枠にもかかわらず高視聴率をキープ。たちまちワッキーは名古屋の人気者になってしまいました。彼が旅先で食べた店には、名古屋からの観光客が押し寄せる。しりとりで何度も飛ばされた松山のじゃこ天の店では、訪れた旅人が「ワッキーノート」にメッセージを書き残す。果てには彼に触発されて日本縦断の旅に出る者まで現れる始末。普通の旅番組以上に影響のある旅(?)番組となってしまったのでした。
 この本はその「地名しりとり」の模様を記したもの。彼が旅の途中に立ち寄ったおすすめの店の紹介などもあるので、旅のガイドブックという使い方もできるようになっているみたいです。なんせこの3年半の間、行ってない都道府県は福井と福島だけということですから。内容は濃いと思います。いろんな意味で。
 『ノブナガ』では地名しりとりに続く第二弾「写真マラソン」が始まっていますが、これが同じようにヒットするかどうかは未知数です。というか、たぶん無理。
■2004.11.18(thu)
Sleipnir作者、開発マシンが盗難に遭う【TOPIC】〔Slashdot
 ありゃりゃりゃ……とんだ災難で。わたしもSleipnirの愛用者なので開発に関しての心配もありますが、本人はそれどころじゃないでしょうな。一刻も早く見つかることを願っております。


 掲示板を設置しました。FSとの共用です。わたしにモノ申したいことがあれば、気軽にどうぞ。
■2004.11.17(wed)
 右のメニューを見てもらえれば判ると思いますが、何やら露骨なことを始めてます。まァ、お薦めの本を紹介するという意味でも、いいんじゃないかと思いまして。いい加減ジャストシステムの広告ばかり貼っていても仕方ないし。
 今後とも良さげな本を見つけたら、ちょくちょくリンクつきで紹介したいと思いますので、皆様どうかよろしくお願いします(はぁと)
■2004.11.16(tue)
 移転完了〜。
 まだ細かいところをいじらにゃならんけど、とりあえず既存のコンテンツは移し終えました。
 タイトルに「-Phase 2-」なんてついているけど、基本的にやることは変わりません。今まで通り適当に書き殴っていきたいと思いますので、今後ともおつき合いくだされば幸甚に存じますでございまする。かしこ。


新聞業界がこの先生きのこるには【WATCH】〔切込隊長BLOG
 『ネットは新聞を殺すのかicon』の著者である湯川氏と隊長の議論がなされています。現在のネットがメディアたり得ないというのは以前より何度も取り上げてきましたが、ここではより深いところでの話が展開されています。どちらのサイトも長文ですが一読の価値有り。某匿名掲示板の集団カキコの話は、あァやっぱりそうなのか……といった感じですな。
 個人的に印象に残ったのは最後の部分。

 ただ、ネットはその人のプライベートを食い潰して、ある種の「ネット人生寿命」みたいなのがあるんですな。ある人は転職、ある人は結婚、出産なんてイベントがあるごとに、ネットから引退していく。ニフティで活躍していて、あ、このネットワーカーかっこいいなと思っていた人がひっそりと引退していったりして、いつの間にか私はフロントランナーの一人になってしまっていた。いまでこそ、それなりに読んでもらえるブログが書けるようになりましたが、私の先にいた人たちは、私なんかよりももっとかっこよかった。

 そう、昔にネットで活躍していたひとは、なんだか妙に格好良かった。わたしが7,8年前に活動していたのはごくごく狭い範囲だったのだけど、その中でもカッコイイひとはたくさんいた。そんなひとたちに触発され、自分でもサイトを始めて続けていくうちに、そのひとたちは次々と姿を消していった。ズルいっすよね、みんな。カッコイイままでやめていっちゃって。
 果たしてわたしは、他のひとたちに「カッコイイ」と思わせるようなことをしてきたんだろか。ゲームの攻略もやった、MIDIも作った、小説も書いた、復刊活動もした。それら成し遂げてきたことのひとつひとつを思い返すにつけ、なにか物足りない気分にもなる。
 まだ何かできるだろう、できるんじゃないか。そういう「未練」みたいなモノが、わたしをネットに繋ぎとめているいちばんの要因なのかもしれませんな。

 というわけで、わたしは当分引退するつもりはございません。あしからず。
■2004.11.11(thu)
 えー、現在、当サイトの移転作業中です。こちらのサーバに移る予定です。ついでにサイト全体の構成の見直しもやっているので、もちっと時間かかりそうですが。
 ピュアウェブ@フュージョンとは約2年間のおつき合いでしたが、これにてお別れということになりそうです。ときどき止まったりもしたけど、ありがとうございました( ̄× ̄)ノシ
■2004.11.9(tue)
阪神がウッズ獲得を断念、シーツへ方向転換【NEWS】〔日刊スポーツ〕
 ウッズ獲得ъ( ゚ー´ )ッス。「打てる一塁手」の確保が急務だった中日にとっては、これ以上ない補強です。自由枠で樋口も獲れたし、新戦力は順調に整いつつあるようです。
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